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思いがけない障壁――外に出ただけで、限界が来る
最悪の状態を少しだけ抜けた頃、
「今日は行けそうだ」と思える日が、
時々訪れるようになった。
最初は散歩ではなく、
住居の道を挟んだ向こう側にあるコンビニ。
慣れてきたら、歩いて7分ほどのスーパー。
しかし、そこで待っていたのは
想像以上の消耗だった。
世界が「ノイズの塊」に見える
店に入った瞬間、
脳が一気に圧迫される。
目に入っているのに、
何が置いてあるのか理解できない。
すべてがノイズとして流れ込み、
冷や汗が出るほど混乱する。
これは「外出が苦手」なのではない。
情報量が、明らかに過剰だった。
なぜ人混みは、これほど消耗するのか
この状態は、
「気の持ちよう」では説明できない。
回復途中の脳は、
つまり、
情報フィルター機能が極端に弱まっている状態だ。
元々エネルギー残量が少ないところに、
大量の未整理データが一気に流れ込む。
結果は単純だ。
瞬時に電池切れを起こす。
私を救った「物理的フィルター」という発想
1年近く、
この情報量に圧倒され続けた。
フードを被る。
普通の帽子を試す。
しかし、決定打にはならなかった。
そんな時、
意外なところからヒントを得た。
きっかけは、配信者の一言
YouTube配信で語られていた、
「ツバの長いキャップを被る理由」。
目を合わせなくていい。
視界に入る情報を減らせる。
この発想は、
回復期の脳にとって理にかなっている
と直感的に理解できた。
選んだ装備
実際に選んだのが、
[VARZAR] Stud logo over fit ball cap。
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私はこれを、
ファッションではなく
情報遮断用の装備として使っている。
なぜ、これが効いたのか
ツバが長い(約8cm)
→ 正面を向いていても、遠景情報が入らない
→ 必要な近距離情報だけを残せる
ツバがカーブしている
→ 側面視界も自然にカット
→ 人の動きがノイズになりにくい
オーバーサイズ設計
→ 深く被ることで、
「いつでも避難できる視界」を作れる
結果、
「外に出られない」から
「条件付きなら行ける」へ変わった。
これは「逃げ」ではなく、燃費管理
多くの人は、
これをファッションとして使うだろう。
私にとっては違う。
これは
脳のエネルギーを守るための物理フィルターだ。
調子が良いと思って外出しても、
途中で一気に消耗することは珍しくない。
そんな時、
「深く被ればいい」という選択肢があるだけで、
外出のハードルは大きく下がる。
結論:回復期に必要なのは、気合ではない
不必要な情報を減らす。
脳の処理量を意図的に下げる。
それは甘えではなく、
回復を早めるための戦略だ。
燃費の悪い状態で、
フルスペック運転をしない。
それだけで、
生存はずっと楽になる。

