はじめに:論理で生き延びてきた人へ
あなたはこれまで、
「好き」「やりたい」という曖昧な感覚よりも、
論理・成果・役割を優先することで人生を成立させてきた人だと思います。
その結果、今こう感じていないでしょうか。
これは欠陥でも、感情が鈍ったわけでもありません。
生存戦略として、主観へのアクセスを停止してきただけです。
この記事では、
「好きが分からない状態」を異常として扱わず、
論理的に起きている現象として分解し、再接続する手順を示します。
問題の定義:主観インターフェースの凍結
結論から言います。
「好きが分からない」のは、
主観インターフェースが“凍結”された状態です。
なぜ凍結が起きたのか
幼少期から、
こうした行動が、生存に直結していた場合、
主観的な「好き・嫌い」は優先度の低い情報になります。
論理構造
- 主観に従う
→ 周囲の期待から外れる
→ 生存リスクが上がる
その結果、生存コードはこう判断します。
「主観データは危険。アクセス不能にしておこう」
これが、主観インターフェースの凍結です。
バグの結果:論理的燃料だけで走る人生
主観が凍結された状態では、行動の燃料は限られます。
- 義務感
- 責任感
- 他者貢献
- 期待への応答
これらは非常に強力ですが、消耗型燃料です。
短距離では高出力でも、
長距離を走り続ける設計ではありません。
そのため、ある地点で必ず起きます。
これは怠惰ではなく、
燃料切れを起こした高性能CPUの自己保全反応です。
Satsuki式・主観インターフェース解凍プロセス
感情論で「好きになろう」としても、凍結は解除されません。
必要なのは、論理コマンドです。
ステップ1:アクセス許可を論理的に与える
まず、主観を使うことに正当性を与えます。
ここで使うのが、
すでに導入した「コスト認知の正常化」です。
再定義
- 主観=非効率
→ ❌ - 主観=CPUの長期稼働に不可欠なエネルギー供給
→ ⭕
好きに従うことは贅沢ではなく、メンテナンス
そう定義し直します。
ステップ2:主観ログの強制出力
次に、感情を「評価せずに」データ化します。
収集するログ
ポイントはこれです。
ただ
「CPUが反応した」という事実だけを記録します。
ステップ3:低負荷プロセスによる実験
集めたログを使い、
失敗しても社会的コストがゼロな行動を実行します。
目的
脳にこう学習させることです。
「主観に従っても、生存は脅かされない」
例
- ログ:SNSを見て強い不快感
→ 実験:30分SNSを閉じる - ログ:外でぼーっとした瞬間だけ楽
→ 実験:5分だけ外に出て立ち止まる
重要なのは成果ではありません。
「主観に従えた」という事実だけを成功として記録します。
結論:主観は、長距離用の燃料
整理すると、こうです。
どちらかを捨てる必要はありません。
ただ、
主観を切り捨てたままでは、再起動できない。
論理で凍結を解除し、
少量ずつ主観を通電させていく。
それが、
「自分の内側からエネルギーが湧く状態」への
現実的で安全な再接続ルートです。

