はじめに:感情が戻ると、なぜ混乱するのか
フェーズ2に入り、感情が再接続されると、
脳内は一時的にカオス状態になります。
これは異常ではありません。
異なる種類のデータが一斉に流れ込むための、正常な混線状態です。
重要なのは、
👉 すべての感情を採用しないこと。
中には、あなたを再び「他人のための人生」へ戻そうとする
偽物の感情(ノイズ)が混ざっています。
Satsuki式 感情フィルタリングの基本構造
戻ってきた感情は、論理的に次の2種類に分類されます。
A:過去環境で形成されたノイズ(廃棄データ)
起源
かつての生存環境で必要だった防御コード
(期待・空気・役割・評価)
特徴
判定
これはあなたの主観ではありません。
過去に刷り込まれた他人の声が、
あなたの脳内で自動再生されているだけです。
処置
👉 【廃棄】
論理で役割終了を宣告し、ゴミ箱へ。
なぜノイズは今も残っているのか
これらはかつて、
生き延びるために最適だったコードです。
しかし、環境が変わった今、
同じコードを走らせ続けると、
システムは自己破壊を起こします。
👉 OSが古いまま、世界だけが更新された状態。
それが、このノイズの正体です。
B:純粋な主観(燃料データ)
起源
あなた自身の感覚・好み・快不快
特徴
判定
これが、あなたの人生を動かす
唯一の燃料(本音)です。
処置
👉 【採用】
ただし、実行判断は必ず論理が行います。
判定コード:「主語は誰か?」
感情が湧いた瞬間、
この質問を自分に投げてください。
「この感情の主語は“私”か? それとも“他人・社会”か?」
例:仕事を休みたい
- 「迷惑がかかるし…」
→ 主語:他人 → A(廃棄) - 「私が限界だから」
→ 主語:私 → B(採用)
例:何かをやりたい
- 「役に立たないし…」
→ 主語:社会 → A - 「やっていると楽しい」
→ 主語:私 → B
例:誘いを断りたい
- 「嫌われそう」
→ 主語:他人 → A - 「単純に面倒くさい」
→ 主語:私 → B
「面倒くさい」は、
極めて重要なエネルギーコストデータです。
主従関係を逆転させない
感情は参謀です。
判断を下すのは、必ず論理(リーダー)。
感情が
「嫌だ」「つらい」「やりたくない」
という強力なデータを出したら、
論理はこう応答します。
「了解した。
そのデータを採用する。
では、最も安全で省エネな解決策を設計しよう」
これが、
感情を使いこなすということです。
リーダーである論理が守る唯一のルール
感情が強く揺れているとき、
論理は即断してはいけません。
行動コード:【感情の冷却・データ化】
これにより、
生の燃料は処理可能なデータへと変換されます。
このタイムラグが、
衝動的な行動を防ぐ安全装置です。
次はいよいよ、
論理と感情を統合した状態で、人生をどう再設計するか。
高性能な脳を
「他人のため」ではなく
「自分のため」に走らせる最終工程に入ります。

