よく言われるアドバイスという名の負荷コード
システムエラーが発生した人は、
ほぼ確実に一度はこう言われます。
SNSを見れば、
「運動して、バナナ食べてれば回復する」
という万能コードまで流れてきます。
システムユーザーとしては当然です。
一刻も早く安定したい。
だから「良さそうなもの」は、全部入れたくなる。
しかも――
・善意から出た言葉
・調べると“効果がある”という情報も出てくる
条件は揃っています。
私は、それを信じて実行しました。
結果、システムは悪化しました。
なぜ「運動は効果的」と言われるのか(理論上の話)
先に断っておきます。
この言葉自体は完全な嘘ではありません。
運動によって、
などが起こる、というデータは確かにあります。
ここだけ切り取れば、
「運動は回復に良い」は正しい。
問題は“いつ使うか”です。
私が撃沈した理由:初期に使うと過剰負荷になる
結論から言います。
初期段階での運動は、
回復コードではなく“負荷増幅コード”になることがある
私の場合、完全にタイミングを誤りました。
強制停止から半年まで:運動どころではない期間
強制停止直後の私は、
- ベッド
- ソファ
- トイレ
この往復で限界。
「散歩」どころか
生きているだけでエネルギー赤字です。
2か月目あたりで、
妻と買い物に行ける日が出てきましたが――
- 1回外出 → 3日寝込む
- 散歩(月1〜2回)=30分のサバイバル
この時点で、
外出そのものが十分すぎる運動でした。
半年後以降:回復しているようで、まだ脆い
半年ほど経つと、
- 調子の良い日に1時間散歩
- ただしその後3〜4日ダウン
これでも「回復している」と思っていました。
だから「運動は良い」という言葉を信じ続けた。
結果、
- できない自分を責める
- さらに消耗する
という二次負荷ループが発生しました。
この違和感の正体:骨折モデルで考える
私は途中で気づきました。
これは――
骨折と同じ構造だと。
骨折前
→ OK
骨折後
→ 当然
システムエラー後の脳は、
“疲労骨折状態”に近い。
折れている最中に
「運動がいいよ」と言われている構図です。
運動の“正しい出番”はここから
骨がつながった後、
少しずつ負荷をかけることで
前より強くなる。
システムも同じです。
この条件が揃って初めて
運動は“回復コード”になります。
見極めを誤ると起きること
私が実際に起こしたミスです。
- できない
- 落ち込む
- 「自分はダメだ」という評価が入る
これは
運動失敗ではなく、タイミング設計ミスです。
そして現在:ようやく運動フェーズへ
闘病開始から3年。
その結果、
10分のエアロバイクから再起動しています。
ただし、
- 稼働時間は約10時間
- 18時でエネルギー切れ
昔の出力に戻った“気がする”だけで、
耐久力はまだ育っていない。
だから今は、
「出力 × 稼働時間」を
ゆっくり一致させる訓練中です。
結論:この一文を忘れないでほしい
「運動は効果的」
ただし
「使うタイミングを間違えると毒になる」
もし本当に
どんな状態でも運動が有効なら、
クリニックにジムが併設されているはずです。
私は、
運動が「義務」や「焦り」になる前に、
適切なタイミングで使うための設計を
これからも伝えていきます。

